介護はいきなりやってくることもある

まだまだ元気にパートなどしていたり、お友達と一緒に旅行に行くなどしているのだから、うちの親は介護なんてまだまだねと思っていたのに、転倒してけがをしてからあれよあれよという間に認知症になったという話もよく聞きます。
健康で足腰も丈夫と思っている方でも、やはり年齢によって少しずつ弱くなり、転倒し大けが、寝たきりになるということもあるのです。

また風邪が原因で介護が必要な状態になったという人もいますし、ちょっとしたけがが悪化し、寝たきりになるということもあります。
介護に必要なこと、心構えなどを理解していないと精神的にもきつくなるのです。
今、介護が必要ない時こそ、介護に関する知識を深めておきます。

介護の仕組み、わかっていますか?

介護保険は誰でもすぐに利用できると思っている方がいますが、介護保険はすぐ利用できるものではないのです。
介護保険の給付によってさまざまな介護サービスを受けることができますが、申請なども必要となります。

市区町村役場で要介護認定の手続きを行い、審査がありその後要介護認定です。
さらに要介護認定が終わると次にケアプラン、介護計画を立てる必要があり、そこから内容をケアマネージャーと決めていく、サービス提供の施設を選択するなどやることがいっぱいあります。

介護するときではなくその前に確認が必要なこと

介護が必要な状態になってから考えればいいと思っていると、急速に症状が進み意思の疎通が難しいという状態になることもあるのです。
介護が必要ない元気なときこそ、介護に必要なことを話し合っておくことが必要になります。

親御さんの経済状態はどうなのか、また一緒に暮らしていない場合は、鍵をどこに保管しているのか、かかりつけの病院はどこなのか、通帳、保険などはどこに置いてあるのか、これを理解しておくことも、介護の際に重要なことです。
またご近所のお付き合いの状況や、ゴミ出しの日なども理解し、ご近所の方にご迷惑とならないようにすることも大切だといわれています。

親御さんの状況をよく見ておく

介護が必要となる親がいる世代は、50代くらいで責務ある業務を行っていることが多い世代です。
忙しくてなかなか実家に行くこともできないという人が多いのですが、親御さんの体の状態が変わる初期段階、また認知症の初期段階で気が付き病院に行くことができれば、その症状を維持、また改善することもできます。

忙しい中大変だと思いますが、親御さんの様子を時折見にいき、変わったことがないか見ておくべきです。
認知症などになると几帳面だった人の部屋が散らかっていたり、キッチンに洗い物が残っているなど、今までと違うと思うことが明らかだといいます。
この初期の段階で気が付くことで、適切な治療を行い、介護を遅らせる事もできるのです。